築33年・1階のアパートが、たった1ヶ月で「選ばれる理由」を取り戻すまで。——家賃1.5万円UPを実現した「グラリモ」再生の物語【埼玉エイブル エイブル春日部店】
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- 3月6日
- 読了時間: 9分
更新日:4月13日
春の柔らかな光が、埼玉の街を優しく包み込む季節となりました。
私たち埼玉エイブルがお届けする、
お部屋の価値再生プロジェクト「グラリモ」。
「グラリモ」とは、グランド・リモデリングの略称です。
壊れた箇所を直す「修繕」ではなく、現代のニーズを捉えた「デザイン」の力で、
お部屋本来のポテンシャルを劇的に引き出す埼玉エイブル独自のメソッドです。
今回は、前回の宮原店での成功事例に続くシリーズ第二弾。
舞台は春日部店。
築33年の木造アパートで起きた、
プロの職人たちと新しい家族の想いが織りなす「再生」のドラマを、
時系列に沿ってお届けします。
【現状・提案】10年の時が止まった部屋と、店長の確信
■現状:10年の年月が刻まれた室内
物語の始まりは、ある一つの「別れ」からでした。
このアパートの1階の一室は、
直近の入居者様に10年以上も長く愛された場所でした。
しかし、退去された後のお部屋には、
クロスの劣化や長年の生活による汚れが目立ち、
通常の原状回復だけでもそれなりの費用がかかる状況でした。
平成5年(1993年)2月に建てられた築33年のアパート。
「10年以上も大切に住んでくれて、本当にありがたかったですね。
ただ、屋根を修繕したばかりだったこともあり、
建物を取り壊すのはもったいないと感じていました。
でも、いざ空室になってみるとやはり時代の変化を感じます。
これから多額の投資をして、本当に次の人は来てくれるのだろうか……」
オーナー様の胸には、長く住んで頂いた入居者様への感謝と、
先が見えない不安が入り混じっていました。
■提案:1階ならではの「陽当たり」を武器に
そんな「迷い」の中にいたオーナー様に、
春日部店の店長は力強く提案しました。
「オーナー様、ご覧ください。
このお部屋は1階でありながら、驚くほど陽当りが良いんです。
このポテンシャルを活かして、今のファミリー層に響くお部屋へと生まれ変わらせましょう」
店長の確信に満ちたその一言から、グラリモのプロジェクトが幕を開けました。
【打合せ・プレゼン・承諾】アイデアが飛び交う現場と、決断の瞬間
■打合せ:現場はアイデアの実験室
季節が晩秋へと移ろう2025年のある日。
まだ原状回復前のお部屋に、
オーナー様ご夫妻、リフォーム会社の担当者様、春日部店店長、
そしてプチリモメンバーが集結しました。

図面上の打ち合わせではなく、
実際の部屋を見ながら
「どうすれば予算内で最高のものを作れるか」
を全員で考え抜くセッションです。
課題1:収納
「和室を洋室化するならクローゼットが欲しいが、新設する予算が厳しい」
という声に対し、プチリモメンバーが提案。
「既存の襖(ふすま)を撤去せず、モダンなクロスを貼ってクローゼット風に見せましょう!」
課題2:お風呂と洗面台
「2点ユニットバスの洗面ボールは、お子様と入浴する際に邪魔になる」
という店長の現場の声を元に、洗面ボールの撤去を検討。
しかし独立洗面台を置くスペースがない。
そこで、「キッチンの床下から配管を伸ばし、キッチンの横に独立洗面台を新設する」
という起死回生のアイデアがリフォーム業者から飛び出しました。
■プレゼン・承諾:想いを形にしたプラン
これらの現場で生まれたアイデアを持ち帰り、
チームはターゲットを「現代のファミリー層」に絞り込んだ詳細なプランを作成。
「通常のリフォームよりも少し費用を上乗せするだけで、
お部屋に付加価値をつけ、家賃アップも目指せる」
このグラリモ最大の魅力に深く共感してくださったオーナー様は
「それなら任せるよ」と力強くご予算を用意し、承諾をくださいました。

【工事・完了】プロの技術と、店舗の「決めるための工夫」
■工事と店舗の工夫:ただ待つだけではない
職人たちによる丁寧な工事がスタートしました。
その間、春日部店では完成をただ待っていたわけではありません。
「完成後、いかに早くご成約に結びつけるか」。
店長を中心に、ターゲット層に向けた募集図面のブラッシュアップや、
1階・陽当たりの良さ・新設洗面台といったアピールポイントの整理など、
「決めるための工夫と準備」を徹底的に行いました。
■工事完了(ビフォーアフター):生まれ変わった空間
年が明け、ついに工事が完了。
【和室から洋室へ】 ダークブラウンの既存建具を活かしながら、
ホワイトを基調とした明るい空間へ。襖を利用した収納も、
ヴィンテージなアクセントとして見事に調和しています。

【水回りの進化】
ユニットバスから洗面ボールを撤去し広々としたお風呂へ。
そして、現場の閃きから生まれた、清潔感あふれる独立洗面台。

1階であることを忘れるほどの、窓からたっぷりと降り注ぐ陽光。
古臭いアパートの面影は消え、若いファミリー層向けの明るく洗練された
「ネオ・ヴィンテージ」な空間が完成しました。

【募集〜成約】1ヶ月のスピード成約と、運命の出会い
■募集・問い合わせ:一つの出会い
満を持して募集を開始。
すると間もなく、一組のご家族からお問い合わせが入りました。
実はお客様は、現在お住まいのアパートが取り壊しになるため、
やむなく引越し先を探されていました。
ネットで色々と調べ、他社の物件も内見されていましたが、
なかなか「ここだ」という部屋に出会えずにいたそうです。
■来店・案内:奥様の感動と、ご主人の迷い
春日部店にご来店いただき、早速現地をご案内しました。
扉を開けた瞬間、奥様の表情がパッと輝きました。
「すごい! アパートの外観からは想像できないくらい、中は新築みたい!」
こだわりの内装デザインと使い勝手の良い独立洗面台に、大変感動していただけました。
しかし、ご主人はまだ少し迷われていました。
今回の物件はリノベーションにより価値が高まっている分、
お客様が当初想定されていたご予算を少しオーバーしていたからです。
「本当にこの家賃を払っていいのか」
「もっと安い別の街を探すべきか」
という葛藤がありました。

■申込・成約:暮らしに寄り添う一言
そこで、店長はご予算の壁を越える「価値」について、こう語りかけました。
「少しご予算は上がってしまいますが、
このお部屋なら、お子様の学校も変わりませんし、
いつものスーパーもそのままお使いいただけます。
今の生活環境を変えるストレスなく、
毎日をもっと快適に過ごしていただけますよ」
もし家賃を下げるために見知らぬ土地へ引っ越せば、
新しい環境に慣れるための目に見えない負担がかかります。
店長のその現実的で生活に寄り添った言葉にハッと気付かされたご家族は、
「この部屋には、家賃が上がる以上の価値がある」
と不安を拭い去りました。
そして、家賃アップに心からご納得いただいた上で、
無事にお申し込み・ご成約となりました。
【プロジェクトの裏側】「賃貸経営支援室プチ・リモ」担当者の想い
今回の成功の裏には、デザインを担当したプチリモメンバーの強い想いと戦略がありました。
ここで、担当者からのメッセージをご紹介します。

建物の建設費が高騰する昨今、ただ原状回復するのではなく、
デザイン性を高め新築に近づける「グラリモ」の需要は益々高まると考えています。
傷んだ部分の修復に加え、内装や設備をトータルコーディネートすることで、
家賃アップというオーナー様のメリットと、
入居者様の満足度アップの両立を目指します。
プチ・リモが提案する最大の強みは「費用対効果」です。
今回は和室を洋室化しましたが、既存の襖は撤去せず、
木目調クロスを貼って洋風ドアに見立てました。
一方で、洗面台には配管工事をしてでも予算をかけ新設しています。
全てを新しくするのではなく、元々あるものを生かしつつ必要な箇所に力を入れる。
オーナー様に寄り添うエイブルの「賃貸経営支援室プチ・リモ」だからこそできる、
コスパの良いデザイン提案です。
【報告・感謝・まとめ】信頼が繋いだ「三方良し」の未来
なんと、リフォーム完了からわずか「1ヶ月」というスピード成約。
しかも、家賃は以前より「1.5万円UP」を実現しての結果です。
■オーナー様からの声(インタビューより)
無事にご成約となった後、オーナー様からこのような大変嬉しいお言葉をいただきました。
「お部屋が見違えるように息を吹き返していく姿を見て、
『せっかくならこの建物全体にもう一度輝いてほしい』と、
あわせて外壁もきれいに整える決断をしました。
完成した姿を見て、築年数は重ねていますが
『このアパートは、まだまだこれからも誰かの大切な居場所になれる』と胸が熱くなりました。
結果として、すぐに新しいご家族との温かいご縁が結ばれ、心から安堵しています。
もちろん予算との兼ね合いは常にありますが、
建物の命を繋ぎ、確かな結果を出してくれる『グラリモ』は、
タイミングが合えば今後もぜひ検討したい、かけがえのない選択肢です」

■まとめ
オーナー様: 「リフォーム×デザイン」の成功体験が、資産価値向上と建物全体への愛情へ。
入居者様: 予算内で叶えた、生活スタイルを変えない理想の暮らし。
私たち: 地域の住環境に貢献し、お客様の人生の節目に立ち会えた誇り。
どんなに時を重ねたお部屋でも、チームの知恵と想い、
そして周到な準備があれば、必ず「選ばれる理由」を取り戻すことができる。
それぞれの立場の違いはあっても、「より良いお部屋にしたい」という思いは一緒です。
春日部店で生まれたこの「三方良し」の物語は、
私たち埼玉エイブルの強いチームワークと可能性を証明してくれました。
これからも私たち埼玉エイブルは、一つひとつのお部屋と真摯に向き合い、
埼玉の街にたくさんの笑顔を咲かせていきます。
執筆:埼玉エイブル 社内広報 チームSAP 監修:埼玉県で賃貸仲介・賃貸管理を行う 地域密着の住まいサポート企業 埼玉エイブル 埼玉の住まい・賃貸・地域情報を現場取材をもとに発信しています。 ▶ https://www.saitama-able.com/ 最終更新日:2026年3月6日 |




