【埼玉エイブル宮原店感動ストーリー後編】2部屋連続・即決の軌跡。―チームの絆が結んだオーナー様の笑顔と、私たちの使命【埼玉エイブル チームSAP】
- saitamaable

- 5 日前
- 読了時間: 5分

こんにちは。
埼玉エイブル チームSAPです。
【前編のあらすじ】
築36年のKマンションのオーナー様から「家賃を下げたくない」という切実なご相談を受け、私たちは「グラリモ」での挑戦を決定。
チーム一丸となってプランを練り上げ、1部屋目の成功の確信を得て、計2部屋を家賃アップでの再生計画として受注。
新たな価値を生み出す工事が始まりました。
奇跡のようなスピードと募集の準備

工事期間中、宮原店では準備に余念がありませんでした。
店舗スタッフは、生まれ変わる部屋をイメージし、図面の見せ方を工夫し、店頭ポップを作り込みました。
「早くお客様に見せたいね」「どんな反応があるだろう」と、店舗全体でワクワクを共有し合っていました。
この期待感こそが、お客様に届く熱量となります。
そしてついに、工事が完了。
和室は明るいオール洋室へと姿を変え、優しい色合いのクロスと清潔感のある設備が、新生活の始まりを予感させる空間へと生まれ変わりました。

【ビフォー・アフターはこちらから(PDFが開きます。)】
奇跡の結果:「2部屋連続・即決」

生まれ変わった部屋に、最初のお客様をご案内したのは、工事完了の翌日のことでした。
そのお客様は、近くにお住まいの、初めてのお子様を授かったばかりのご夫婦でした。
担当者はご案内前にご夫婦からお話を伺っていました。
今住んでいるのは新築から気に入っていた1LDKなんですが、正直、子供が産まれると考えると手狭で…。
それに、家族がひとり増える分、経済的にも今の家賃だとキツいので、家賃を抑えながらも広いお部屋を探していて、ずっと良い物件が見つからなくて困っていたんです。
将来の生活への不安と、理想の物件が見つからない焦りで、少し疲弊されていたご様子の奥様。
担当者は心の中で「この部屋ならご家族の未来を支えられる」と確信しながら、自信を持って玄関のドアを開けました。
改装されたばかりの洋室、優しい色合いのクロス、そして何より清潔感あふれる空間が目の前に広がります。
玄関を開けた瞬間、奥様の表情がパッと明るくなったのを担当者は見逃しませんでした。
リフォーム前の和室だった場所が明るい洋室に変わり、広々としたリビングダイニングに。
ご主人は「本当に築36年ですか?新築みたいですね」と驚きの声を上げました。

担当者が間取りや設備の説明をしている間も、ご夫婦は顔を見合わせ、「ここでベビーベッドを置けるね」「家賃も、この広さなら安心して暮らせる」と静かに頷き合っていました。
Kマンションのグラリモ物件は、家賃を抑えたいというご夫婦の要望と、将来的なスペースへのニーズを見事に満たしたのです。
そして、内見を終えるなり、ご夫婦は笑顔で一言。
「ここに決めます。本当にありがとうございます」
なんと、内見後すぐに即決でのご成約です。
さらに驚くべきことに、追加でご依頼いただいたもう1部屋も、同じようにすぐにご成約となりました。
家賃を下げず、むしろ付加価値をつけての「2部屋連続・即決」という結果に、関わったスタッフ全員が「やった…!」「すごい!」と声を揃えました。
これは、チームの情熱が実を結んだ瞬間でした。
エピローグ:言葉にならない喜び
数日後、担当者はオーナー様のもとへ向かいました。
オーナー様は、Kマンションを建てた当時のこと、そして空室が埋まらない苦労を思い出し、どこか寂しげな表情で担当者を迎え入れてくださいました。
担当者は、深く一礼し、まっすぐに目をみて伝えました。
「オーナー様、ご報告です。
2部屋とも、無事ご成約となりました。
家賃もアップした設定で、ご希望通りです。」
静寂が一瞬流れました。
そして、その瞬間、オーナー様の目元が潤み、長年の重荷が降りたかのように、深く息をつかれました。
「...本当ですか。本当によかった。
この物件は、私の人生そのものでしたので、もう家賃を下げなくてはいけない状況かなと思っていたんです。
まさか、家賃を上げて、こんなに早く決まるとは…」
オーナー様は涙を拭い、担当者の手を力強く握ってくださいました。
「本当に……本当にお願いしてよかったです。
皆さんのおかげで、この物件にまた光が当たりました。」
その言葉は、営業担当、デザインチーム、リフォーム会社、そして店舗スタッフ、関わった全員への最高のご褒美でした。
オーナー様の心の底からの笑顔は、私たちが追い求めている「価値」そのものです。
私たちの仕事、それは「未来」をつくること

今回のKマンション・グラリモプロジェクトの成功は、誰か一人の力によるものではありません。
私たちが今回、家賃を下げるという安易な道を選ばず、「グラリモ」という提案に踏み切った背景には、K代表からいつも教えられてきた信念があります。
「安易に家賃を下げるという選択肢はあってはならない。
市場の変化や物価高騰で経費が上がる今だからこそ、物件の価値を上げる工夫が必要なんだ。
どうすればオーナー様や入居者様に喜んでいただけるか、その視点を常に意識すること。」
この教えがあったからこそ、私たちはこの物件のポテンシャルを信じ抜き、グラリモという価値提供に辿り着くことができました。
正直、家賃アップという提案には不安もありました。
しかし、この挑戦を絶対に成功させなければいけないという強い意識が、逆に不安を乗り越える力になったんです。
結果として、
オーナー様の想いを深く理解した背景。
物件のポテンシャルを見抜いたデザイン力(グラリモメンバー)。
プランを具現化した施工力(リフォーム会社様)。
そして、お客様への熱量を共有した店舗のチームワーク。
全ての想いが重なって生まれた成功でした。
私たちの仕事は、単に部屋を直すことや、空室を埋めることではありません。
“誰かの新しい生活”という希望と、“オーナー様の未来”という安心をつくる仕事です。
これからも、一つ一つの物件、一人一人のお客様、オーナー様の声に真摯に向き合い、私たちのアイデアと挑戦で、たくさんの「笑顔」を作っていきましょう。





