埼玉エイブル【エイブル武蔵浦和店】爆音とオイルの香りに魅せられて――オートレーサーから不動産の世界へ 🏁
- saitamaable
- 6月9日
- 読了時間: 3分

はじめまして。武蔵浦和店のYです。
今回は、私のちょっと変わった経歴と、今取り組んでいる仕事への想いを綴らせていただきます。
オートレーサーになったきっかけ
私は以前、「オートレーサー」として31年間、選手生活を送ってきました。
この道を目指すきっかけは、まだ幼かった頃に父と一緒に訪れた川口オートレース場での思い出にさかのぼります。
今ではあまり考えられないかもですが、母に子どもを面倒見てといわれた父が、幼かった私を連れてオートレース場へ。
当時、私は何もわからなかったですが、爆音が身体に響き、オイルの香りがなぜか“いい匂い”に感じられて…そして何より、バイクを操る選手たちが本当にかっこよかった。
当時はバブル期真っ只中。
会場全体が活気にあふれていて、子ども心に強烈な印象を残しました✨
それから年月が経ち、高校を卒業して間もないある日、友人に「観戦してみないか?」と誘われ、再び川口オートへ。
久しぶりに目の前で見たレースに心を打たれ、気がつけば関係者に「レーサーになるにはどうすればいいですか?」と聞いていました(笑)。
そのときはちょうど今季の試験が行われており、「次の期を応募してほしい」と言われました。
そして迎えた選手候補生試験――倍率は約30倍という難関でしたが、必死に努力し、無事に合格することができました💪
オートレーサーの生活



プロとしての生活は、まさに挑戦の連続でした。
日々の練習ですら命がけで、過酷なレースに挑むときの高揚感や緊張感は、言葉にできないほど。
現役中には大きな事故を2度経験し、重傷を負ったこともあります。
それでもリハビリを乗り越えて復帰し、最後まで現役として走り抜けることができました🏍️
オートレースは、厳しい上下関係や師弟関係もありますが、私は本当に仲間に恵まれ、良い人間関係の中で31年間を過ごすことができました。
資格勉強のスタート
そんな現役生活の中で、あるとき走路のメンテナンス期間が設けられ、レースや練習がしばらく行われない時期がありました。
そんな時先輩から、「資格の勉強でもしてみたらどうだ?」と助言をもらい、そこから宅建士の勉強を始めました。
もともと新しい知識を学ぶのが好きだったこともあり、結果的にオートレーサー現役中に宅建士と行政書士の資格を取得することができました📚
そして…現在
そして引退後、ご縁がありエイブルへ入社させていただくことになりました。
とはいえ、業界未経験。
書類作成や経理関係、更新業務での大家様との連絡や折衝など、最初は本当に戸惑うことばかりでした。
今も勉強の日々ではありますが、少しずつ“できること”が増えていくことにやりがいを感じています。
過去のキャリアとはまったく異なる世界ですが、周囲の皆さんに助けられながら、新たな挑戦を楽しんでいます。

これからも、ご迷惑をおかけしないよう、そして必要とされる存在になれるよう、努力を続けていきたいと思います😊
どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします!
チームSAPより |
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オートレーサーとして31年間も走り続けてこられた経験や、その中で得た覚悟と努力が、今の仕事にも活かされているのかもしれませんね。
異業種からの挑戦は不安も多いと思いますが、努力を続ける姿勢は本当に心強いです。 最初は誰でも戸惑うことばかりですが、お互いに支え合って成長していけたら嬉しいです。 |