私たちが提供するのは「物件」ではなく「心にゆとりのある暮らし」。~都内17万円・1Kに疲れたお客様を、チーム連携で成約に導いた話~【埼玉エイブル エイブル北浦和店】
- saitamaable

- 7 日前
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こんにちは。エイブル北浦和店、店長のTです。
私たちのお店には、毎日いろいろなお客様がいらっしゃいます。
今日はその中で、私がとても印象に残っているお客様のエピソードをお話しします。
「住む場所を変えるだけで、こんなに顔つきが変わるんだな」と、私自身も嬉しくなったお話です。
ご来店:都内17万円・1Kで疲れ切っていたS様
ある日の午後、お店の扉がカランと開き、一人の男性が入っていらっしゃいました。
都内にお勤めの30代のお客様、S様です。
スーツを着こなしていらっしゃいましたが、どこかお疲れの様子でした。
私がカウンター席へご案内し、お話を伺うことにしました。
S様はスマホの画面を見せて、開口一番、こう仰ったんです。
「ネットでこの部屋を見て、確かめに来ました。
駅近で、42平米の1LDK。
家賃は10万8,000円。
……これ、都内だったら倍はしますよね?」
S様は現在、都内の人気エリアにお住まいとのこと。
家賃は管理費込みで17万円。
広さは30平米の「1K」だそうです。

ヒアリング:休まらない毎日、“切り替えができない部屋”
詳しくヒアリングをしていくと、S様の切実な悩みが見えてきました。
「……毎日、気が休まらないんです」
S様は苦笑いしながら仰いました。
「17万も払っているのに、廊下を抜けて部屋のドアを開けたら、もうそこはベッドとデスクで一杯です。
リモートワーク中も、背景に枕が映らないか気を使うし、仕事が終わって振り返れば、仕事道具が目に入る。『寝る場所』と『働く場所』が一緒くたになっていて、スイッチが切れないんです」
都内で広い部屋を探そうともしたそうです。
でも、寝室とリビングが分かれた部屋(1LDK)となると、家賃は20万円を軽く超えてしまう。
「普通の暮らし」をしたいだけなのに、東京ではそれが高すぎて手に入らない……と、途方に暮れていらっしゃいました。
店長提案:北浦和なら“悩みの根っこ”を解決できる
その言葉を受け止め、私は店長として一つのご提案をしました。
「S様。もしよろしければ、北浦和でその悩みを解決しませんか?
ここなら、今の家賃の約半分で、ちゃんと『寝室』がある部屋に住めますよ」
私の提案に、S様は「……見てみたいです」と頷いてくださいました。
ここからは、当店の女性スタッフ、T社員にバトンタッチしてのご案内です。
彼女は、物件だけでなく「街の空気」を伝えるのがとても上手なんです。
案内レポート:まず“街の呼吸”を見てもらう(T社員)

お店を出て、物件へ向かう道すがら。
T社員はあえて少し遠回りをして、北浦和公園の横を通るルートを選びました。
「S様、こちらの並木道をご覧ください。緑が多くて、とても気持ちの良い場所なんです」
S様はふと足を止め、公園の緑を見上げました。
「……大きいですね。それに、すごく静かだ」
都心のような車の騒音も、人の波もありません。
あるのは、ゆっくりとした時間と、広い空だけ。
S様は、深呼吸をするように、北浦和の街並みを眺めていらっしゃいました。
「都内にいた時は、いつも何かに急かされている気がして、空を見上げることもありませんでした」
お部屋に着く頃には、S様の表情から少し険しさが消えていました。
内見:42平米1LDKが“広い”以上の意味を持った瞬間
そして、42平米の1LDKをご案内した時です。
T社員は言いました。
「この街の静けさを、そのままお部屋の中でも感じてください。
奥の部屋を寝室にしてドアを閉めれば、そこはS様だけの空間です」
S様は、窓の外に広がる穏やかな景色を見ながら、ポツリと仰いました。
「部屋が広いだけじゃないんですね。
街全体が、僕に『もう休んでいいんだよ』と言ってくれている気がします」
最後の壁:「都内」を手放す怖さと、プライド
お店に戻ってきたS様。
私とT社員の二人でお迎えしましたが、最後にもう一つだけ、迷っていらっしゃいました。
「街も、部屋も最高でした。でも……」
S様は正直な気持ちを話してくれました。
「地方から出てきて、必死に働いて、やっと手に入れた『都内』の居場所なんです。
ここを離れることが、なんだか『負け』を認めるようで……少し怖いんです」
その気持ち、すごく分かります。
一生懸命頑張ってきた方だからこその葛藤ですよね。
背中を押す言葉:「都落ち」ではなく「ステップアップ」
だからこそ、私は店長として、正直な気持ちをお伝えしました。
「S様、それは『都落ち』なんかじゃありません。
ご自身の生活を大切にするための、賢い『ステップアップ』です」
S様は顔を上げました。
「見栄のために狭い部屋で我慢するのと、北浦和という豊かな街で、広い部屋に住んで、毎月6万円を貯金して、ぐっすり眠って良い仕事をする。
どっちが、S様らしい『格好いい生き方』だと思いますか?」
そして、最後にこう付け加えました。
「S様なら、どこに住んでも活躍できます。
だったら、一番リラックスできる場所を選んでください。
その背中を、私に押させていただけませんか」
その言葉を聞いた瞬間、S様の肩の力がふっと抜けたようでした。
「……店長さんの言う通りですね。
『住所』よりも、もっと大切な『自分』を大事にします」
S様はペンを取り、入居申込書にご記入くださいました。
書き終えた後、S様は私たちを見て、清々しい笑顔でこう仰いました。
「良い部屋が見つかって良かった。
でもそれ以上に、北浦和という街に出会えて良かった。
ここに来て本当に良かったです」
その言葉が、私たちにとって何よりの励みです。
T社員が伝えた「街の温もり」。
そして、私が伝えた「自信」。
この連携があったからこそ、S様の人生を良い方向へ動かすことができました。

今回の事例を通じて、スタッフの皆さんに伝えたいことがあります。
それは、私たちがやるべきことは「ゆとりのある暮らしを提供する」ということです。
お客様自身も気づいていない「心の窮屈さ」に気づき、時にはプロとして、広い世界へ背中を押してあげる勇気を持ってください。
私たちが扱っているのは、単なる「物件」や「鍵」ではありません。
お客様が明日からまた、心に余裕を持って生きていくための「拠点」です。
その誇りを胸に、目の前のお客様一人ひとりと向き合い、これからもチーム全員で最高の仕事をしていきましょう。
チームSAPより
今回のエピソードで印象的だったのは、
「お客様が求めていたのは広さだけではなく、“切り替え”と“安心して休める時間”だった」
という点でした。
ご案内の中で街の静けさを体感していただき、最後は言葉でやさしく背中を押す。
物件・街・想いが一本につながった提案は、まさに“埼玉エイブルらしさ”だと思います。
忙しい時期こそ、私たちが扱っているのは「物件」だけじゃない。
そんな原点を思い出させてくれるコラムでした。
店長Tさん、T社員さん、ありがとうございました!✨





