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越谷店の接客ノート――お客様からよく聞かれる4つの質問と、その答え方【埼玉エイブル エイブル越谷店】

  • 執筆者の写真: saitamaable
    saitamaable
  • 4 日前
  • 読了時間: 7分

賃貸お部屋探しの埼玉エイブル越谷店

こんにちは、埼玉エイブル チームSAPです。


日ごろ店舗の話を聞いていると、数字や結果だけでは見えない「会話の積み重ね」が本当に大事なんだよなあ、と感じる場面が多くあります。


そこで今回、「実際の現場では、お客様からどんな質問をいただいて、それにどう答えているのか」を知りたくて、埼玉エイブル越谷店にじっくり話を聞いてみました。


お願いしたのはただひとつです。

「住まい探しのお客様から、よく聞かれる質問って何がありますか?それに、どうお答えしていますか?」

出てきたエピソードを並べてみると、どの場面でも共通していたのは、①まず不安な気持ちにきちんと寄り添うこと、②そのうえで「どう動けばいいか」まで具体的に伝えること、この2つでした。


ここから先は、埼玉エイブル越谷店で実際にあった“4つの質問と、その答え方”のご紹介です。




「水回り、壊れたらどうするのが正解ですか?」
賃貸お部屋探しの埼玉エイブル越谷店

――不安に共感してから、“動き方”まで一緒に整理する


このテーマについては、埼玉エイブル越谷店のYさんに話を聞きました。


まず最初は、水回りの話です。

案内中、お客様からは「もし洗面台の水が止まらなくなったら、どうしたらいいんですか?」「トイレ詰まったら、自分で業者呼んじゃっていいんですか?」といった声がよく出るそうです。


水回りのトラブルは「起きた瞬間に生活が止まる」イメージがあるので、身構える方が多いのも当然です。

Yさんは、いきなり説明から入らず、まずはこう返しています。

「そうですよね。“いざ”って時にどうしたらいいか分からないと、不安になりますよね。」


一度気持ちを受け止めてから、プロとして“正しい動き方”を伝えています。

  • 水漏れ・詰まりなどのトラブルが起きたら、まず管理会社に連絡するのが原則

  • 入居者が自己判断で業者を手配すると、故障原因によっては「全額自己負担」になるリスクがある

  • 契約書・重要事項説明書のどこを見れば、「どこまでがオーナー負担/どこからが入居者負担」か分かるのかを一緒に確認する


共感 → ルール → 具体的な行動

この流れを意識して伝えることで、「もしもの時、自分はどう動けばいいのか」が、お客様の中でイメージしやすくなっています。



「内見って、どこを見れば失敗しませんか?」
賃貸お部屋探しの埼玉エイブル越谷店

――“なんとなく不安”を、チェック項目に変えてあげる


この質問については、埼玉エイブル越谷店のHさんに聞きました。


「正直、どこを見ていいか分からなくて……」

こうした声はとても多いそうです。

ここで「日当たりと収納見ておけば大丈夫ですよ〜」と軽く返すこともできますが、それでは不安はあまり減りません。


Hさんは、まずこう返しています。

「大丈夫です。一緒に見ていきましょう。普段の生活で“ここが気になる”ってポイント、何かありますか?」

ここから、お客様の本音が出てきます。

たとえば「洗濯物が乾きにくいのはイヤ」「夜に仕事や勉強をする時間が長い」「音に敏感で、うるさいのは苦手」といった、“その人ならではの気になるポイント”です。


そのうえで、プロとして外せない基本のチェックも押さえていきます。

  • 携帯電波がちゃんと入るか

  • 日当たりと、時間帯を意識した光の入り方

  • 共用部・ゴミ置き場の管理状態

  • 周辺道路や施設からの騒音の有無

  • 入口や通りの防犯性(オートロック、街灯、人通りなど)


案内中は、ただ歩いているのではなく、

「ここは、こういう理由で見ておいた方が安心です」

と、“見る理由”を言葉にしながら進めているのが印象的でした。


不安を聞く → 言葉にする → 一緒にチェック項目に変える。

内見が「なんとなく雰囲気を見る時間」で終わらないよう、自然な会話の中で工夫しています。



「子どもがいるんですが、ここで安心して暮らせますか?」
賃貸お部屋探しの埼玉エイブル越谷店

――“どの場面が心配か”を聞き出して、一緒に確かめる


このテーマも、①に続いてYさんに話を聞きました。


ファミリーの方から、ほぼ必ず出てくる質問です。

「子どもがまだ小さいので、周りの環境がちょっと心配で……」

ここで「静かなエリアなので大丈夫ですよ」と一言で終わらせてしまうと、知りたかったことが何も解決しません。


Yさんは、まずこう聞き返しています。

「そうですよね。どんな場面が不安か、少し教えてもらってもいいですか?

たとえば“通学のこと”とか“夜の雰囲気”とか……。」


この一言で、お客様の中にあった“心配な場面”が具体的になってきます。

たとえば「学校や保育園までの道が危なくないか」「車の量が多すぎないか」「夜、暗くて人通りが少なすぎないか」といった部分です。


そこから、実際の行動につなげていきます。

  • 学校や保育園までのルートを一緒に歩いてみる

  • 近くの公園の見通しや雰囲気も、一緒に見ておく


「“なんとなく不安”を、“このあたりはこういうところに注意すれば安心”という形に一緒に変えていきたいんです。」


部屋の中だけではなく、生活圏全体をセットで考える

「ここで子どもを育てていけるか」という目線で、一緒に確認しているのが伝わってきました。



「仲介手数料って、どこも同じじゃないんですか?」
賃貸お部屋探しの埼玉エイブル越谷店

――“法律の原則”と“埼玉エイブルの半月分”を、やさしく・はっきり伝える


こちらの質問は、埼玉エイブル越谷店の店長に聞きました。

「仲介手数料って、どの会社も家賃1ヶ月分くらいなんですよね?」

「1ヶ月分って聞くと、高い気がしてしまって……」


たしかに「よく分からないけれど大きな金額」に感じるところです。

店長は、ここをあいまいにせず、宅建業法の考え方から丁寧に説明しています。


「仲介手数料って、“いくらでも取っていいお金”ではなくて、宅建業法で上限が決まっているんです。」


ポイントは2つです。

  • 賃貸の仲介手数料は、貸主と借主あわせて「家賃1ヶ月分(+税)」が上限

  • 原則として、借主・貸主の“片方から受け取れるのは家賃0.5ヶ月分(+税)まで” (それ以上受け取るには、きちんと説明して承諾をもらう必要がある)


つまり、本来のイメージとしては、

「貸主0.5ヶ月分 + 借主0.5ヶ月分 = 合計1ヶ月分まで」

という考え方がスタート地点です。そのうえで、埼玉エイブルの特徴を伝えています。


「他業者さんでは、借主さまから“家賃1ヶ月分”を当然のごとくいただくケースも多いんですが、埼玉エイブルでは、借主さまからの仲介手数料は“原則 家賃の半月分”を基本にしています。」


数字で見ると違いははっきりします。

家賃8万円のお部屋の場合、家賃1ヶ月分なら80,000円(+税)、家賃半月分なら40,000円(+税)。


「同じ8万円のお部屋でも、手数料が1ヶ月分か半月分かで、初期費用が“4万円”変わってきます。」


“同じ部屋でも、どの仲介会社で申し込むかで初期費用が変わることがある”

ここを、しっかりと言葉にしています。もちろん、物件条件などによって例外が出る場合もあるため、説明の際は「原則」「一部対象外あり」という一言も添えています。


さらに、店長は「安いですよ」で終わらせません。


「引っ越しって、仲介手数料だけじゃなくて、敷金・礼金・保証料・保険・鍵交換……って、いろいろ重なりますよね。

その中で“半月分”になることで浮いた分を、家具家電に回したり、予備費に回したり、少しでも“余裕”を作ってもらえたらいいなと思っています。」


お得になった分をどう活かすかまで一緒に考えることで、「ここで決めてよかった」という気持ちにつながっています。



チームSAPより

――「寄り添う」って、こういうことかもしれない


埼玉エイブル越谷店の話を聞き終わって、心に残った言葉があります。


「寄り添うって、“大丈夫ですよ”って言うことじゃなくて、不安の中身を一緒に整理して、どうすればいいかまでちゃんと案内することだと思うんです。」


まず気持ちに共感して、何が不安なのかを一緒に言葉にして、プロとしてのルールや現実を分かりやすく伝えて、「じゃあ、どう動けばいいか」まで寄り添う。

今回の4つの質問には、その流れがすべてに共通していました。


お部屋探しをしている方にとって、この考え方や具体的なポイントが、少しでも不安解消のヒントになれば嬉しいですし、同じ現場で働く仲間にとっても、「自分だったらどう答えるかな?」と考えるきっかけになればと思います。


賃貸お部屋探しの埼玉エイブル越谷店



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