埼玉エイブル【エイブル新都心スーパーアリーナ店】ご縁から始まる、暮らしの再設計― 店長が語る、今月のエピソード ―
- saitamaable
- 7月25日
- 読了時間: 4分
更新日:7月28日

こんにちは。
埼玉エイブル新都心スーパーアリーナ店の店長Mです。
今回は、あるお客様との出会いを通して、改めて「住まいの提案の本質」に気づかされた出来事がありました。
そのエピソードを少し、ご紹介させてください。
何気ないご来店が、大きな転機になることもあります。


ある日の午後、一人の女性がふらっと店舗を訪れました。
少し緊張されていたようで、開口一番こうおっしゃいました。
「実家が遠くて、通勤が本当に大変で……。そろそろ一人暮らしを考えています」
初めての一人暮らしということで、不安な気持ちと、新しい生活への期待が入り混じっている様子でした。
短い会話の中にも、仕事に一生懸命向き合っていらっしゃる姿勢が感じられて、「この方の新生活をしっかり支えたいな」――自然と、そんな気持ちになりました。
どんな暮らしを描きたいのか。一緒に考える時間が大切です。

ご希望の沿線や間取り、ご予算を伺いながら、理想の暮らしを一緒にイメージしていきました。
その中で、ある一言が自然と口をついて出ました。
「もしよろしければ、お母様と一緒にお引っ越しされて、今のご実家を貸し出すという方法もありますよ」
それは、ただの“物件提案”ではなく、通勤の負担、ご家族との距離感、空き家になるご実家への不安――これまでの会話を通じて見えてきた背景を踏まえた、ひとつの「暮らしの選択肢」でした。
親子で見つけた、「これから」を育てていく住まい。
最初は少し驚かれていましたが、ご家族と話し合った末、「たしかに、それが一番いいかもしれません」と前向きなお返事をいただきました。
そこからは、お母様のご希望も伺いながら、おふたりが安心して暮らせる住まいを一緒に探していきました。
そして親子で「ここがいいね」と笑顔になれるお部屋に、無事たどりつくことができました。
想い出の詰まった場所を、次の誰かへ。
引っ越しが決まり、新生活に向けて準備が進む中、ご実家についても「貸し出したい」と正式にご依頼いただきました。
「この家に長く住んできましたから…誰かに大切に使ってもらえたらうれしいですね」
そう話されたお母様の、やわらかな笑顔が今でも印象に残っています。
私たちは、物件の整備や条件設定、募集まで全力でサポート。
その後、別のお客様とのご縁もスムーズにつながり、入居が決まりました。
「契約」はゴールではなく、“暮らし”のスタート。

このご来店から生まれたのは、親子の新生活に向けた【1件のご契約】と、ご実家を貸し出すことで生まれた【別のお客様とのご契約】。
どちらも一つひとつ丁寧に紡がれた、あたたかなご縁でした。
「住まいが変われば、暮らしも変わる」
それは、ご入居される方だけでなく、オーナー様にとっても同じこと。
そんな“暮らしの再設計”をお手伝いできたことを、心からうれしく思います。
最後に
私たちの仕事は、ただ物件を紹介するだけではありません。
お客様の背景や想いにしっかり寄り添い、ときには新しい視点をご提案することで、人生そのものに変化が生まれることもある――今回の出会いを通じて、改めてそう感じました。
これからも「この人に相談してよかった」と思っていただけるように。
ひとつひとつの出会いに、丁寧に向き合っていきたいと思います。

チームSAPより |
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お客様に寄り添ったご提案、本当に素晴らしいです。 お客様の背景までしっかり考えた提案――これぞ私たちの強みですね。 M店長の取り組みから学び、これからも一緒にお客様に喜んでいただける提案をしていきましょう! |